「はごろも」銀座の飛翔 シアターテイメントNEWS掲載記事 2019.07.27 シアターテイメントNEWS様に「はごろも」銀座の飛翔の記事が掲載されました 「はごろも」~銀座の飛翔 一期一会の幻想的かつ現代的、日本の伝統とクラシック音楽の融合、そして創造。 古典芸能である能とクラシック音楽、この挑戦的な舞台が一回限り、銀座の王子ホールで上演された。演目は『羽衣』、有名すぎる作品で、能を知らなくても、この演目のストーリーは知っているという方も多くいることであろう。能は通常は能舞台で行われ、松の絵が背景になっており、そこで演じられる。しかし、ここは王子ホール、クラシックコンサートを主に行う場所である。よって音響が重視されているホールである。 最初にヴァイオリンの繊細な音色が響き渡り、それから美しいソプラノの歌声が響く。しかもホール後方の上の方から。何か天上の調べのような錯覚にとらわれる。天上と地上をつなぐポジション、幻想的な物語の導入にふさわしく、音だけで『羽衣』の世界観に引き込まれていくようだ。それから地謡、後見、笛、小鼓、大鼓、太鼓、静かにゆっくりと舞台上に。ワキ(漁師白龍)が登場し、いよいよ『本編』の始まりだ。それからシテ(天人)がゆっくりと登場する。 -引用 舞台撮影:菅原康太 文:Hiromi Koh [blogcard url=”https://theatertainment.jp/japanese-play/35067/”] Post シェア