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ドレスデン滞在を振り返って①

皆さま、こんにちは!

森谷真理オフィシャルサイト スタッフブログです♪

こちらは、なかなか聞けないこと、言えないことを密かにダイレクトに発信していくブログです☆

ス〉さて、ゼンパーパーオーパー劇場でのプッチーニ作曲、オペラ『蝶々夫人』の出演が終わり、帰国なされました。本日は滞在を振り返ってとのことでお話を伺っていきたいと思います。

真〉よろしくお願いします。

ス〉初日はどんな公演でしたか?

真〉そうですね。シャープレスと、ピンカートン役の歌手さん方には会えないまま初日を迎えました。当日ヘアメイク後にピンカートンの方に会い、段取りを確認し、稽古場で打ち合わせしました。その後、私とスズキの方とは舞台を見せてもらって数点立ち位置の確認をさせてもらいました。私は3年前、同じプロダクションにて日本で出演しましたが、ドレスデン用に少し変更があったり、舞台の広さもが違うので、演出上のそれぞれの動きの”きっかけ”の距離と時間による”ズレ”がありました。
そのようなことを打ち合わせし、音楽付きのリハーサルなしで本番を迎えました。

ス〉凄いですね。ぶっつけ本番のようなように聞こえます。

真〉そうですね。しかし、海外の本番ではそのような状況が良くあります。
また、ウィーンから私の歌の先生が来てくれたので、本番後と翌日朝にフィードバックとレッスンをして貰いました。

ス〉本番の次の日に!忙しかったですね!

真〉そうですね(笑)。その後、2回目の公演までにウィーンで何回かレッスンして貰いました。その甲斐もあり、2回目の公演は色々な箇所が改善出来ていたように感じています。それと同時に、知り合いにドレスデンでのコーチを紹介してもらい、今後の公演に向けて勉強を進めていました。3回目の公演は、また新しいテノールの方との組み合わせでした。こちらも、リハーサル無しでの本番でした。お互いに空気を読み、フォローしあって繋いでいく状態でしたが、その瞬間に生まれるもの(動き、歌い方など)もあり、振り付けのように全てを決めてしまうのとは違う良さがありました。
しかし、個人的にはリハーサルはあるに越したことないと思っています。(笑)

ス〉ありがとうございます!今回のドレスデンでの公演を振り返ってみていかがでしょうか?

真〉凡そ3年ぶりにヨーロッパに行きましたが、帰国時には、そこまで海外に行く期間があくとは想像していませんでした。またすぐにウィーンかニューヨークには短期で戻るだろうと思っていたのですが、コロナ禍で、海外へ行くには条件が厳しく。その間、先生に会えなかったことは、私にとって1番の痛手でした。退化はせずとも、先生と課題を見つけて試し、改善していく方が遥かに上達は早いです。
歌手であり続けるには、勉強し続ける事も必要で、定期的に先生や、コーチに会いにいく必要があると改めて実感しました。

ス〉ありがとうございます。7月に新国立劇場にて”高校生のためのオペラ鑑賞教室 2022″『蝶々夫人』を歌われますが、いかがですか?

真〉そうですね!今回の経験を発揮できる機会がありとても嬉しく思います。楽しみです。

ス〉ありがとうございます!公演情報は森谷真理公式ホームページからもご覧いただけます。ドレスデン滞在記録、少し長くなってしまうので2回の記事に分けたいと思います。次回もお楽しみに!

真〉ありがとうございました!

森谷真理 オフィシャルサイト スタッフ一同

 


 

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